ja:windows:cmd:変数
変数を使う
コマンドプロンプト、及びバッチファイルでは変数が利用できる。
ただし、変数はすべて「環境変数」なので、注意する。
PATHを始め、SETコマンドを実行した時に出力される変数は、すべて利用中なので、これらと同じ名前を使うとシステム側に影響がでる可能性がある。
C:\Users\hogehoge>SET ALLUSERSPROFILE=C:\ProgramData APPDATA=C:\Users\hogehoge\AppData\Roaming CLASSPATH=. ……中略…… USERPROFILE=C:\Users\hogehoge windir=C:\Windows
変数を作って値を代入する
変数を作成し、値を代入するにはSETコマンドを使用する。
- 書式
SET 変数名=値
- 例
SET HOGEHOGE=テストデータ
変数への値の代入をユーザーの入力値とする
任意の変数へ代入する値を、ユーザーの入力した文字列にする場合は/Pオプションを使用する。
- 例
SET /P HOGEHOGE=値を入力してください
上記のようにすると、画面上に「値を入力してください」と文字列が表示され、ユーザーの入力を待機するようになる。
ユーザーが文字列を入力し、Enterキーを押下すると、入力された文字列(Enterは除く)が変数の値として代入される。
変数の値を使用する
変数に格納された値を使用する場合は、基本的に%変数名%と記述する。
- バッチファイル
SET HOGEHOGE=テストデータ ECHO HOGEHOGEは"%HOGEHOGE%"です。
- 実行結果
HOGEHOGEは"テストデータ"です。
ja/windows/cmd/変数.txt · 最終更新: 2014/06/11 09:14 by makoto