プリンタの設定情報で「プリンタのプロパティ」を編集する時、個人のPCや自分がある程度自由にして良いPCであれば良いが、イメージ展開ツール（クローニング）等でPCを大量展開する場合やグループポリシー等で全体に設定を適用したい場合にコマンド等で調整できない部分が多い。
レジストリに情報があるがバイナリデータで保存されているので、正直なところ、内容の解析は厳しいが、とりあえずどこにあるのかくらいは把握しておきたいので、書いておく。

対象のプリンタの「プリンタのプロパティ」から「詳細設定」タブに移動し、ダイアログ下部の「標準の設定」ボタンからアクセスする。
操作中のPC全体に対する設定であり、全ユーザーに影響する。
レジストリキーはHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Print\Printers\プリンタ名

対象のプリンタの「プリンタのプロパティ」から「全般」タブに移動し、ダイアログ下部の「基本設定」ボタンからアクセスする。
操作中のユーザーにのみ影響する。
レジストリキーはHKEY_CURRENT_USER\Printers\プリンタ名

前述のレジストリをエクスポート/インポートするなどして設定を変更する事は可能だが、この場合、PrintSpoolerサービスの再起動を行わないと反映されないので注意すること。