ja:sqlserver:静的ポートを設定
SQL Serverでの静的ポート指定
Microsoft SQL Serverでは、インストール後にサービスの待ち受けポートが「動的ポート」となっていて、ランダムなポートを使用する設定になっている。
ファイアウォールを設定する場合等で、ポートを固定化したい場合、「構成マネージャ」を使用して設定を行う。
構成マネージャで設定
- スタートメニューやスタート画面等でSQL Server 構成マネージャを起動する。
- [SQL Server ネットワークの構成]で[{インスタンス名}のプロトコル]を右クリック、[プロパティ]を選択
- [TCP/IP]タブで利用するIPアドレス、または[IP ALL]のセクションにある、[TCPポート]欄に1433か、または指定したいポート番号を入力する
- [IP ALL]セクションにある[TCP動的ポート]欄の値を空欄にする
- 空欄にすると、動的ポート機能が無効になる
- SQL Serverのサービスを再起動する
ちなみに...
SQL Server Browserも動作させる場合(名前付きインスタンスで接続する場合)は、本サービスのスタートアップの種類を「自動」にした上で、ファイアウォールにUDP1434の開放を設定しておくこと。
ja/sqlserver/静的ポートを設定.txt · 最終更新: 2015/01/27 01:03 by makoto