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ja:internet:chromeで全ユーザー共通設定を行う

GoogleChrome-すべてのユーザーに共通の設定を行う

GoogleChromeは普通にGoogleのサイトからダウンロードすると、ダウンロード・インストールしたユーザーのプロファイルにアプリケーションがインストールされる。
マルチユーザーで利用したい場合は、専用の代替インストーラというものを利用する。

アプリケーションのインストール

前述の通り、マルチユーザーで利用する場合は、普通のインストーラではなく代替インストーラを利用する。
ここから すべてのユーザー カウント用の代替インストーラをダウンロードし、インストールしておく。

必要なファイルをダウンロードする

Chromeの設定を行うのには、グループポリシーを使う。
グループポリシーはWindowsでマシン自体やユーザーに対して様々な設定や制限を行うものです。
もちろんそのままではGoogleChrome用の設定項目は無いのですが、GoogleChromeのソースコード提供を受けてコミュニティベースで開発が進んでいるChromiumというブラウザのプロジェクトページに、グループポリシーの管理テンプレートがアップされています。
Policy Template
上のページのなかにある「Zip file of ADM/ADMX templates and documentation」と書かれたリンクからファイルをダウンロードします。
※2019/10/13 Google自身がChrome用の管理用テンプレートを提供するようになっています。
管理対象パソコンにChromeブラウザのポリシーを設定する
上のページから管理用テンプレートデータをダウンロードしておく

ダウンロードしたら適当な場所に解凍しておく。

管理用テンプレートを追加する

  1. グループポリシーエディタ(gpedit.msc)を起動する。
  2. ダウンロードし、解凍したデータはグループポリシーエディタで使う。
  3. エディタが起動したら、ユーザーの構成管理用テンプレートのところで右クリックし、「テンプレートの追加と削除」をクリックする。
  4. 「テンプレートの追加と削除」ウィンドウが表示されるので、「追加」ボタンをクリックし、先ほど解凍しておいたデータの中のwindows\adm\jaの中にあるchrome.admを選択する。
    Googleからダウンロードした場合はadmではなくadmxファイルが入っているので、そちらを使う。
    また、google.admxやGoogle Update.admxもあるので、これも同様に入れておくと自動更新の無効化などが可能になったります。
    なお、*.admxファイルを使う場合、同じフォルダ内にあるja-JPやen-USといったフォルダにグループポリシーエディタで表示する時の言語情報ファイルがあるので、対応する*.admxファイルと一緒にコピーすること。
  5. 「テンプレートの追加と削除」ウィンドウに戻ったら、ウィンドウを閉じる。
  6. 管理用テンプレートの下に従来の管理用テンプレート(ADM)という項目ができ、その中にGoogleの項目が出現する。

設定する

Googleの項目より下は、様々な設定項目が並んでいるので、各々方煮るなり焼くなり好きにしてくだせぇ…

ja/internet/chromeで全ユーザー共通設定を行う.txt · 最終更新: 2020/02/16 07:08 by makoto