ja:windows-server:install-wsl-linux
差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
両方とも前のリビジョン前のリビジョン次のリビジョン | 前のリビジョン | ||
ja:windows-server:install-wsl-linux [2019/10/01 12:16] – [Linuxパッケージをダウンロードする] makoto | ja:windows-server:install-wsl-linux [2019/10/13 08:48] (現在) – makoto | ||
---|---|---|---|
行 13: | 行 13: | ||
参考サイトなり、Microsoftのサイトなりからほじくってください。\\ | 参考サイトなり、Microsoftのサイトなりからほじくってください。\\ | ||
[[https:// | [[https:// | ||
+ | |||
+ | ===== 展開して登録 ===== | ||
+ | ダウンロードしたファイル(.appx)の拡張子をzipに変更し、展開します。\\ | ||
+ | 展開できたら、任意の場所にコピー or 移動し、フォルダの中にある" | ||
+ | その後はwslコマンドで呼び出せるようになる。\\ | ||
+ | |||
+ | ===== マルチユーザー環境でWSLのLinuxを使用するには ===== | ||
+ | WSLのLinuxはSAC版WindowsもLTSC版のWindowsもいずれも「Storeアプリケーション」が元になっている事から、WSLの導入されたマシンにログインできる複数のユーザー間でLinux環境を共有することはできない。\\ | ||
+ | つまり、基本的に「登録したユーザーのみ使える」状態になる。\\ | ||
+ | それ以外のユーザーで**wsl**コマンドを実行すると「Linuxは導入されていない」旨のメッセージが表示され、何も起動できない。\\ | ||
+ | なんら保証されないが、擬似的にこれを可能にする方法がある。\\ | ||
+ | それは**専用ユーザーを準備**し、**専用ユーザー権限でWSLを実行する**方法。\\ | ||
+ | 一応マルチユーザー環境で動作はするようになるが、代わりにWSL専用ユーザーで動作させることになるので、ログオンユーザーのプロファイル内のデータやログオンユーザーの権限で動作させるべきファイル等にはアクセスできない制限がつく。\\ | ||
+ | - WSLの有効化、Linuxパッケージのダウンロード、展開まで済ませておく | ||
+ | - Microsoft Sysinternalsから[[https:// | ||
+ | - ダウンロードしたPsToolsを展開し、PsExec.exe、PsExec64.exeを任意の場所にコピーする。\\ パスが通っているのでC: | ||
+ | - **コンピュータの管理(compmgmt.msc)**から**ローカルユーザーとグループ**に進みWSL専用のユーザーを作成する | ||
+ | - 作成したWSL専用ユーザーでログインしなおす | ||
+ | - WSLのLinuxを専用ユーザーで登録し、使用可能な状態にする | ||
+ | - 先程コピーしたPsExec.exeを使ってWSL専用ユーザーの権限でWSLコマンドを実行するようにスクリプトを作成する | ||
+ | - スクリプトをC: | ||
+ | - 各ユーザーでスクリプトをダブルクリックし、WSLのLinuxが起動できることを確認する | ||
ja/windows-server/install-wsl-linux.1569932163.txt.gz · 最終更新: 2019/10/01 12:16 by makoto