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ja:hyper-v:nat環境構築
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====== Hyper-V-NAT環境構築 ====== Windows 8以降にも搭載された事でずいぶんと身近になったHyper-Vですが、何も設定せずに使用すると仮想マシンのネットワーク設定はブリッジになります。\\ IPアドレスが割り振れない場合など、NAT環境で運用したい場合、そのままでは出来ませんので、設定が必要です。\\ * 動作確認:Windows Server 2012 R2 ===== NAT環境用の仮想スイッチを作成し、仮想マシンを接続する ===== 通常Hyper-Vをインストールすると、仮想スイッチが追加される。\\ 特に何もしなければ、Hyper-Vの仮想マシンはこの仮想スイッチ経由で外部と通信を行う。\\ もちろん前述の通り、ブリッジ接続となるので、仮想マシンで必要とする数の分だけ新たにIPアドレスを準備する事になる。\\ これとは別に、NAT環境用の仮想スイッチを準備する。\\ - **Hyper-Vマネージャ-**を起動 - **仮想スイッチマネージャー**を起動 - **新しい仮想ネットワークスイッチ**を作成し、スイッチの種類を**内部**にする。 - 新しくできた仮想スイッチ(内部)にIPアドレスを設定する * IPアドレスはNATネットワーク内の**デフォルトゲートウェイ**となるIPアドレスにする * DNSはHyper-Vホストで利用しているDNSを設定する - 仮想マシンを作成(または既存の仮想マシンでも可)し、仮想マシンの設定画面で、ネットワークアダプタの接続先仮想スイッチを新たに作成したNAT用仮想スイッチ(内部)に設定する。 ===== NAT設定を行う ===== 前述のNAT用仮想スイッチ(内部)を作成しただけでは、まだその仮想スイッチに接続した仮想マシンは外部のネットワークにアクセスできない。\\ WindowsServerにルーティングの機能を追加し、NATの構成を行う。 - **サーバーマネージャー**を起動する - **役割と機能の追加**をクリックする - **サーバーの役割**で**リモートアクセス**の役割を追加する - 画面を進め**役割サービス**の画面で**ルーティング**にチェックを入れ、インストールする - インストールが終わったら、スタート画面等から**ルーティングとリモートアクセス**を起動する - **ルーティングとリモートアクセス**のスナップインが起動したら、サーバー名の部分を右クリックする - **プロパティ**をクリック - **ルーティングとリモートアクセスの構成と有効化**をクリックする - **ルーティングとリモートアクセスサーバーのセットアップウィザード**が起動するので、**ネットワークアドレス変換(NAT)**を選択して**次へ** - 外部ネットワークに接続するNICを指定させられるので、外部用の仮想スイッチを指定する - NAT内部用のNICを指定させられるので、NAT用の内部仮想スイッチを指定する - ウィザードを終了し、NATネットワーク内部の仮想マシンから外部接続が出来るか確認する
ja/hyper-v/nat環境構築.txt
· 最終更新: 2014/05/23 01:19 by
makoto
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