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ja:centos:nfsサーバ設定

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ja:centos:nfsサーバ設定 [2014/05/23 03:44] – 作成 makotoja:centos:nfsサーバ設定 [2016/07/30 05:57] (現在) makoto
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       - **sync**は遅延書き込みの拒否を指定する。パフォーマンスは落ちる。**async**にすると遅延書き込みが有効になり、パフォーマンスは向上するが、nfsサーバを停止した際にアクセスされていたデータは欠損する恐れがある。       - **sync**は遅延書き込みの拒否を指定する。パフォーマンスは落ちる。**async**にすると遅延書き込みが有効になり、パフォーマンスは向上するが、nfsサーバを停止した際にアクセスされていたデータは欠損する恐れがある。
   - サーバを起動する<code bash>   - サーバを起動する<code bash>
 +CentOS 6.xの場合
 # /etc/rc.d/init.d/nfs start # /etc/rc.d/init.d/nfs start
 +CentOS 7.xの場合
 +# systemctl start rpcbind nfs-server
 </code> </code>
   - OS起動時に自動起動するようにする<code bash>   - OS起動時に自動起動するようにする<code bash>
 +CentOS 6.xの場合
 # chkconfig --list nfs # chkconfig --list nfs
 nfs     0:off   1:off   2:off   3:off   4:off   5:off   6:off nfs     0:off   1:off   2:off   3:off   4:off   5:off   6:off
行 36: 行 40:
 # chkconfig --list nfs # chkconfig --list nfs
 nfs     0:off   1:off   2:on   3:on   4:on   5:on   6:off nfs     0:off   1:off   2:on   3:on   4:on   5:on   6:off
 +CentOS 7.xの場合
 +# systemctl enable rpcbind nfs-server
 </code> </code>
 ==== 補足-ファイルシステム毎のエクスポート可否 ==== ==== 補足-ファイルシステム毎のエクスポート可否 ====
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 </code> </code>
   - ddコマンドで作成したファイル上にファイルシステムを構成する\\ 下の例はext3で構成する場合。<code bash>   - ddコマンドで作成したファイル上にファイルシステムを構成する\\ 下の例はext3で構成する場合。<code bash>
-mke2fs -j /dev/shm/export+mkfs.ext3 /dev/shm/export
 </code> </code>
   - 作成したファイルシステムを任意の場所にマウントする。<code bash>   - 作成したファイルシステムを任意の場所にマウントする。<code bash>
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 さらに言うと、tmpfs上にある以上、サーバを再起動するとデータは消えてしまいますので、恒常的に利用する事は出来ません。\\  さらに言うと、tmpfs上にある以上、サーバを再起動するとデータは消えてしまいますので、恒常的に利用する事は出来ません。\\ 
 OSの起動時、シャットダウン時に、それぞれ安全に利用できるようにいろいろ仕込んでやる必要がありそうです。 OSの起動時、シャットダウン時に、それぞれ安全に利用できるようにいろいろ仕込んでやる必要がありそうです。
 +===== 接続クライアントの確認 =====
 +NFSの領域をマウントした時、確認するなら**mount**コマンドで…というのはよく見かけるが、サーバ側で「どこからマウントされているか」を確認するには意外に見かけない。\\ 
 +サーバ側からの確認方法は大きく2つ。\\ 
 +==== showmount ====
 +**showmount**コマンドで接続してきているクライアントの一覧が見れる。
 +<code bash>
 +# showmount
 +Hosts on nfssrv.nfsdomain:
 +192.168.1.242
 +</code>
 +※ただし、これはクライアント側の切断の仕方がマズいと延々と情報が残る為、精度に難がある。
 +==== netstat/ss ====
 +**netstat**(RHEL/CentOS 6.x)や**ss**(RHEL/CentOS 7.x以降)コマンドでNFS用ポートの通信状況を確認する方法
 +<code bash>
 +# ss -all | grep -i estab | grep nfs
 +tcp    ESTAB    704    1860856  192.168.1.250:nfs    192.168.1.242:740
 +</code>
  
ja/centos/nfsサーバ設定.1400816642.txt.gz · 最終更新: 2014/05/23 03:44 by makoto