Sleep処理を行う

コマンドプロンプトにはUNIX系環境でお馴染みのsleepコマンドは無い。
が、変わりに同等のtimeoutコマンドがある。
書式は

TIMEOUT /T 秒数 [/NOBREAK]

画面表示もカウントダウンしてくれるので、非常に良い。
画面への表示無しに待機させたい場合はNULLへリダイレクトすればよい。

TIMEOUT /T 10 /NOBREAK > NUL

NOBREAK

TIMEOUTコマンドはNOBREAKオプションを指定していない場合、指定秒数が経過していなくても何かしらのキーを押下するとカウントダウンをキャンセルして後続の処理に制御が移るが、NOBREAKオプションを指定すると、TIMEOUTコマンド実行中にCtrl+C以外のキー入力での中断をさせないようにできる。
直前の処理後に一定時間確実に待機させたい場合等はNOBREAKオプションを指定すると良い。