Microsoft製品のボリュームライセンス提供方法の一つ。
同一のプロダクトキーを利用するクライアント1台1台に対して都度キーを入力し、認証するMAKに対し、KMSはあらかじめ任意のマシンをKMSホスト
として認証させておき、各クライアントは構成済みのKMSホストに認証要求を行うことでそのロケーション内のシステムの認証を行う仕組み
KMSで必要なプロダクトキーや構成が少々複雑なので、注意が必要。
また、KMSホストとして構成するOSによっては追加でKBを当てる等の対処が必要になる。
特に古いOSの場合は確実。
Windows Srv 2012R2 DataCtr/Std KMS for Windows 10
のような「ホストOS for Windows10」という名前のキーWindows 10 LTSC 2019
というWindows Server 2019ファミリのキーWindows Server 2019
のKMSキー
Officeに関しては、認証したいOfficeのバージョンにあったKMSキーで良い
また、対応するバージョンのライセンスパック(例:Microsoft Office 2019 Volume License Pack)が必要
KMS認証には認証要求台数の下限値が設定されており、閾値よりも少ない台数での認証はできなくなっている。
「数が足りない」「Insufficient」などとメッセージが表示される。
利用可能
、ただし、KMSクライアントがKMSホストに対して実行できる認証回数自体には制限は無い。このため、一部端末管理系システムを導入している場合はこの仕組みを応用してKMSクライアントの運用をうまく行っている。slmgr /upk
で一旦アンインストールしてからslmgr /ipk
で再インストールし、slmgr /ato
で認証し直さないとKMSクライアント側から認証が通らない。