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スタート画面のタイルレイアウトをGPOで展開する

Windows8.xで採用されたスタート画面とタイルですが、これは基本的にユーザー個人個人の情報として保存されているので、何も設定をしないとユーザーの操作によってユーザー毎に差異が発生してしまう。
これを展開・統一する場合、レイアウト情報を記述したXMLファイルを作成し、GPOで指定することで統一することが可能です。

レイアウトファイルのエクスポート

レイアウト情報を記述したXMLファイルはPowerShellのコマンドで取得することができます。

Export-StartLayout -path C:\Path\To\layout.xml -as xml

グループポリシーでの設定

レイアウト情報を記述したXMLファイルが出力できたら、そのファイルを使ってグループポリシーの設定を行います。
ローカルグループポリシーエディター(gpedit.msc)を起動して、[ユーザーの構成]→[管理用テンプレート]→[タスクバーと[スタート]メニュー]の中にある[スタート画面のレイアウト]のプロパティを開きます。
設定を有効にし、スタート画面のレイアウトファイルで出力したXMLファイルを指定します。
設定できたら

gpupdate /force

を実行して完了です。