Windowsのコマンドプロンプトやバッチファイルでの処理等について。
アットマーク「@」はコマンドとプロンプト文字列の非表示化を行う。
以下の様なバッチファイルがデスクトップにあるとき、
ECHO テスト
出力は以下のようになる。
C:\Users\hogehoge\Desktop>ECHO テスト テスト
この時、バッチファイルのECHO文の前に@を入力し、以下の様に変更する。
@ECHO テスト
すると、出力は以下のように変化する。
テスト
コマンドプロンプトを終了するには、EXITコマンドを実行する。
また、バッチファイルの終了については、バッチファイルの内容がすべて実行されるか、EXITが読み込まれた時点で終了する。
@ECHO OFF ECHO データ1 ECHO データ2 EXIT ECHO データ3
上記のバッチファイルを実行すると、
データ1 データ2
と出力されて終了する。“ECHO データ3“の部分はEXITの後であるため、実行されない。
EXITを実行する際は、コマンドライン引数に数値を渡す事で、その値を終了コードとして返す事ができる。
作成しているバッチファイルが別のプログラムやバッチファイルから呼び出される場合、終了コードを正しく返すかどうかは重要なので、ちゃんと記述する方がよい。
EXIT 0
0は正常終了を示す。
それ以外については、異常終了となる。