====== イベントログに出力 ====== 任意の文字列をイベントログに出力したい、バッチファイルの処理状況をイベントログに記録しておきたい、といった場合、**eventcreate**コマンドで実現できる。 C:\Windows\system32>eventcreate /? EVENTCREATE [/S システム [/U ユーザー名 [/P [パスワード]]]] /ID イベントID [/L ログ名] [/SO ソース名] /T 種類 /D 説明 説明: このコマンド ライン ツールで管理者が指定のイベント ログに カスタム イベントを作成します。 パラメーター一覧: /S システム 接続先のリモート システムを指定します。 /U [ドメイン\]ユーザー コマンドが実行されるユーザー コンテキストを 指定します。 /P パスワード 指定のユーザー コンテキストのパスワードを 指定します。 /L ログ名 イベントを作成する先のイベント ログを指定 します。 /T 種類 作成するイベントの種類を指定します。 有効な種類: SUCCESS、ERROR、WARNING、INFORMATION /SO ソース イベントに使用するためのソースを指定します。 (指定しない場合は、既定のソースは'eventcreate' になります。)ソースにはどの文字列を指定しても 有効であり、イベントを作成するアプリケーション またはコンポーネントを示すものです。 /ID ID イベントに対するイベント ID を指定します。 1 から 1000 の範囲のどの数字も有効 です。 /D 説明 新しいイベントの説明文を指定します。 /? このヘルプを表示します。 例: EVENTCREATE /T ERROR /ID 1000 /L APPLICATION /D "アプリケーション ログ用のカスタム エラー イベント" EVENTCREATE /T ERROR /ID 999 /L APPLICATION /SO WinWord /D "Winword イベント 999 がディスクの容量不足のため発生" EVENTCREATE /S system /T ERROR /ID 100 /L APPLICATION /D "カスタム ジョブのインストールに失敗しました" EVENTCREATE /S system /U user /P password /ID 1 /T ERROR /L APPLICATION /D "ユーザーの資格情報が無効なため、ユーザー アクセスは失敗しました" バッチファイルでの処理状況の記録はテキストファイルへのリダイレクトでも良いけど、イベントログに出力ってのもなかなかオツじゃないですかね?