====== すべてのユーザーに既定のアプリを設定する ====== Windows10では既定のアプリの設定と各拡張子の関連付け設定をすべてのユーザーに適用する場合、既定のアプリの構成ファイルを作成し、マシンに対して適用するという手法を取ります。\\ - 管理者権限を持つ作業用ユーザーにて既定のアプリ、拡張子の関連付け設定を行う。\\ 一般的な手法で構いません。 *「スタート→設定→アプリ→既定のアプリ」で既定のアプリを設定する * 対象の拡張子のファイルを右クリックし、「プログラムから開く」で「常にこのアプリをを使って(拡張子)を開く」をチェックし、設定したいアプリケーションを選択する。 - 既定のアプリの構成ファイルをエクスポートする\\ 管理者権限でコマンドプロンプトを起動、次のコマンドを実行するDISM.exe /Online /Export-DefaultAppAssociations:C:\AppAssoc.xml - (必要な場合)構成ファイルをメモ帳などで開き、関連部分以外を削除する\\ XMLファイルの宣言部分(最初の2行)と末尾の1行、Identifier要素がターゲットの拡張子やhttp等のスキーム名の行を残し、他の行をすべて削除する - 更新した構成ファイルを任意の場所に移動する\\ ''C:\AppAssoc.xml''のままでも構いませんが、あまり見られたくないのであれば別のロケーションに移動させてください。 - ポリシーに設定する\\ ActiveDirectory GPOかローカルGPOのいずれかで設定してください。\\ ローカルグループポリシーの場合は、''コンピューターの構成→管理用テンプレート→Windowコンポーネント→エクスプローラー''にある**「既定の関連付け構成ファイルの設定」**を有効にし、構成ファイルのパスとして、AppAssoc.xmlのパスを入力してOKとします。 - 念の為、''gpupdate /force''を実行し、ポリシーを強制適用しておきます。 - 別のユーザーでログオンし直し、設定が正しく適用されているか確認する。