====== コマンドプロンプトとバッチファイルのいろいろ ======
Windowsのコマンドプロンプトやバッチファイルでの処理等について。
===== アットマーク =====
アットマーク「**@**」はコマンドとプロンプト文字列の非表示化を行う。\\ 
以下の様なバッチファイルがデスクトップにあるとき、<code winbatch>
ECHO テスト
</code>
出力は以下のようになる。<code winbach>
C:\Users\hogehoge\Desktop>ECHO テスト
テスト
</code>
この時、バッチファイルのECHO文の前に@を入力し、以下の様に変更する。<code winbatch>
@ECHO テスト
</code>
すると、出力は以下のように変化する。<code winbach>
テスト
</code>
===== 終了する =====
コマンドプロンプトを終了するには、**EXIT**コマンドを実行する。\\ 
また、バッチファイルの終了については、バッチファイルの内容がすべて実行されるか、**EXIT**が読み込まれた時点で終了する。<code winbatch>
@ECHO OFF
ECHO データ1
ECHO データ2
EXIT
ECHO データ3
</code>
上記のバッチファイルを実行すると、<code winbatch>
データ1
データ2
</code>
と出力されて終了する。"//ECHO データ3//"の部分は**EXIT**の後であるため、実行されない。
==== 終了コード ====
**EXIT**を実行する際は、コマンドライン引数に数値を渡す事で、その値を終了コードとして返す事ができる。\\ 
作成しているバッチファイルが別のプログラムやバッチファイルから呼び出される場合、終了コードを正しく返すかどうかは重要なので、ちゃんと記述する方がよい。
<code winbatch>
EXIT 0
</code>
**0**は**正常終了**を示す。\\ 
それ以外については、**異常終了**となる。